将来,認知症になりやすくないですか?

認知症の診断によく使われるのが,長谷川式スコアやミニメンタルステートと言った質問形式の評価法です。しかし,ご家族から聞く普段の生活状況とこれらの評価レベルとが必ずしも一致しないこともあります。それでは認知症とは何でしょうか?
一言で言えば,日常生活・社会生活において,支障をきたしている進行性の病態と言えます。

従ってその人の置かれている環境によって,認知症としての治療が必要な場合と,特に自然のまま身をゆだねて支障なく一生を終えていく人が生じることになります。

田舎で大勢の家族と時間に追われることなくゆったりと生活していた高齢者が,ひとたび都会に引っ越してきたらどうでしょうか。複雑かつ時間に追い立てられる都市生活では全く適応できない状況に追い込まれるのです。

今、自分は大丈夫と思う人も,この先,将来も果たして日常生活において他人の手助けなくやっていける保障はあるのでしょうか?買い物もお店には行かず,ネットで購入することが,当たり前になりつつあります。スマートフォンを用いたオンラインショピングを行う人が,ここ数年で急増しています。

若い人ほどその利用率が高いのが現状です。

さらに仮想通貨,AIスピーカー,eスポーツとコンピューターの日常化とともに急激に私たちを取り巻く生活環境は大きく変化してきています。これらに興味を持って取り入れていこうという意欲はありますか?まだまだ若い人には負けないと思っているならば,是非とも何事にも挑戦し続けることが認知症にならないために最も重要なことです。

ただし,気をつけるべきことがあります。
最近、漢字を書く時もパソコンやスマートフォンに入力して,変換して確認しないと心配になることはありませんか。AIの普及とともに,何もかも便利になっていく時代,楽を求めて自らは考えないという人が増えていくことが将来的に大きな問題です。

AIを活用し,さらなる進化に挑む人,そしてその恩恵のみに身をゆだねる人,まさしく脳の格差社会を迎えようとしているのです。是非とも便利なものにすべてを任せるのではなく,自らの思考活動の中にAIを取り入れていく努力を惜しんではいけません。

平成30年12月3日

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